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・セロリの旬は初夏から秋なので本来この時期に紹介する野菜ではありませんが、
いつもこの「今週の栄養のお話」を読んでくださっている方のリクエストにお答えして
今日はセロリのお話にしました。
・リクエストをしてくださった方は、セロリが苦手とのことでしたが、この話を読んで少しでも
セロリを食べていただけるようになると管理栄養士の私としても嬉しい限りです。
◎ セロリの原産は地中海地方で、独特の香り成分(アピインやセネリン)は古代ギリシャ
時代からストレスによる症状を緩和するために用いられてきました。戦後アメリカ・ユタ州で
作られたグリーンセロリが持ち込まれました。当初は、強い香りが好まれなかったのですが
、くせのないコーネル種が取り入れられて定着しました。現在日本で消費されるセロリの
90%がコーネル種です。
数ヶ月かけて移植を繰り返し、40~50cmの大きな株を栽培。その後日の当たらない
白い茎と葉の部分を切り出して出荷します。収穫までに半年ほどもかかるそうです。
セロリは淡色野菜に分類されますが、葉は、茎のおよそ2倍のカロテンを含むなど
栄養価が高いです。
ビタミンB1、B2、C、E、食物繊維などもバランスよく含みます。豊富なカリウムは血圧を
下げる作用があり、イライラの解消にも良いです。また苦み成分は、胃のもたれや
むかつきを改善してくれます。
《旬》 通年出回りますが、旬は年に2回。冷涼な気候を好み、初夏から秋は長野などの高冷地で
露地栽培され、冬から春にかけては静岡などでハウス栽培されます。
セロリがおいしく感じられるのは、旬である夏ですが、出荷量が多いのは2月~3月です。
《見分け方》 ・茎の部分が白く、ハリのあるもの。 ・茎の筋がでこぼこしているもの。 ・切り口がみずみずしいもの。穴があいているものはスが入っている可能性があります。 ・切り口が白く、褐色に変色していないもの。 ・葉がシャキッとして緑色が濃いもの。
《栄養について》 ①茎よりも葉に栄養があるといっても過言ではありません。スープに使ったり、ドレッシング
を作る際に使用したり工夫して使いたいものです。
②独特の風味は食欲不振を改善したり、胃もたれ防止に良いです。
生で食べるのが効果的です。
《保存のポイント》 ①葉は根の養分を吸い上げてしまうので、葉のついている節で切り落としましょう。 ②刻んで冷凍しておくと場所をとらず薬味などに使うときに重宝します。 ③水分の蒸発を防ぐ事が大切です。茎は根元を水にひたしたキッチンペーパーなどでおおい、ラップをかけて冷蔵庫へ。
《メニュー例》 ・葉は刻んで薬味にすると良いです。葉と茎の混合部分はブーケガルニにすると
良いでしょう。茎は生でも加熱でも両方OK!筋をとるとよりおいしくいただけます。
生で食べる際は、サラダに入れたり、ピクルスを作ったり、ぬか漬け、浅漬け、キムチ
などの漬け物などにしても良いでしょう。セロリと鶏肉の煮込み料理もおすすめです。
(鶏肉のメオニチンが加わって、強肝、強精効果があります。)ブーケガルニを作って
スープに入れるととてもおいしいスープになります。 |
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